人口に膾炙するとは?意味・語源・例文・類語・反対語

人口に膾炙するの意味

「人口に膾炙する(じんこうにかいしゃする)」は、物事や人物が広く人々に知れ渡り、語り継がれることを指す表現です。「膾炙」はもともと、刺身などの細かく切られた食材のことを指す言葉で、これが転じて人々に広く受け入れられる様子を表すようになりました。

人口に膾炙するの語源・由来

「人口に膾炙する」は、古代中国の文書で使われていた表現から来ています。「膾炙」は、元々は肉や魚を細かく切ったり、柔らかく煮たりし、香辛料で味付けした食べ物を指していました。それが転じて、美味しいものが多くの人々の口に入る、つまり広く受け入れられることを言うようになりました。

人口に膾炙するの例文・使い方

  • この漫画は、子供から大人まで幅広く愛され、まさに人口に膾炙した。
  • 彼の演説は瞬く間に人口に膾炙し、多くの人々が口にした。
  • あのダンス曲は一世を風靡し、人口に膾炙した。

人口に膾炙するの類語・言い換え

大衆的になる、広く知れ渡る、社会的に認知される、大評判になる、

人口に膾炙するの反対語

知られざる、取り沙汰されない、心にもない、認知されない

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