危うきを見て命を致すとは?意味・語源・例文・類語・反対語

危うきを見て命を致すの意味

「危うきを見て命を致す(あやうきをみていのちをいたす)」とは、危険や困難な状況を察知して、適時に身を引き、自分の命を守るという意味のことを言います。

危うきを見て命を致すの語源・由来

この言葉は、古典文学の一つである「徒然草」の中に出てくる表現で、命が大切だからこそ、危険なことからは遠ざかって守るべきだという、人間の基本的な生存本能を表しています。

危うきを見て命を致すの例文・使い方

  • 毎日深夜まで働くことは高収入に繋がるかもしれないが、健康を害しては元も子もない。危うきを見て命を致さなければ。
  • 一度進めた計画を変更するのは手間だけれど、問題が起きる前に対策を打つことが大切だ。ここは危うきを見て命を致すべきだ。
  • 一見楽しそうな遊びだが、怪我のリスクがある。子供たちにも危うきを見て命を致すことを教えておきたい。

危うきを見て命を致すの類語・言い換え

二の足を踏む、手を引く、警戒する、避ける、身を守る

危うきを見て命を致すの反対語

蛮勇を奮う、無謀な挑戦をする、危険を顧みない、命を投げ出す、突き進む

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