明日の事を言えば鬼が笑うとは?意味・語源・例文・類語・反対語

明日の事を言えば鬼が笑うの意味

「明日の事を言えば鬼が笑う(あしたのことをいえばおにがわらう)」とは、人間が予測する未来はどんなにはっきりしていても、変わりやすいという意味です。だから、明日のことまでは決めてしまうと状況が変わり、調子が狂い、人間が困ると鬼が喜ぶ、という意味合いがあります。

明日の事を言えば鬼が笑うの語源・由来

「明日の事を言えば鬼が笑う」の語源は、人間の行動や生活は予測しにくいものであり、姿を見せることのない鬼に笑われるほど、未来が予測できないという点に由来しています。江戸時代の人々は、何が起こるか分からない未来を「鬼」と表現し、「鬼が笑う」を「予想外のことが起こる」と表していました。

明日の事を言えば鬼が笑うの例文・使い方

  • 天気予報では晴れと出ていたけど、まさかの大雨。まさに明日の事を言えば鬼が笑う。
  • 最初はうまくいっていたプロジェクトが急遽変更を余儀なくされた。明日の事を言えば鬼が笑うとはこのことだ。
  • 試験の前日に全ての勉強を終え、余裕を持っていたのに、体調を崩してしまった。そう、明日の事を言えば鬼が笑う。

明日の事を言えば鬼が笑うの類語・言い換え

予定は未定、明日は変わる、天に任せる、風に任せる

明日の事を言えば鬼が笑うの反対語

予定通りになる、事前に全て決めておく、未来は予測可能だ

TOP