穴蔵で雷聞くとは?意味・語源・例文・類語・反対語

穴蔵で雷聞くの意味

「穴蔵で雷聞く(あなぐらでかみなりきく)」とは、何気ない場所や意識せぬ時に怖いことや驚くようなことを耳にする、体験するという意味の慣用句です。なお、ここで言う「穴蔵」とは小さな家や狭い部屋を指し、「雷」は驚きや恐怖を象徴するものとして用いられています。

穴蔵で雷聞くの語源・由来

「穴蔵で雷聞く」は江戸時代の俳人、松尾芭蕉の「風雅」に由来します。「風雅」では、芭蕉が小さな家で静かに暮らしていたときに突然雷が鳴った話が描かれており、その様子からこの慣用句が生まれたとされています。

穴蔵で雷聞くの例文・使い方

  • 何気ない会話の中で友人が引っ越すことを知り、まさに穴蔵で雷聞く思いだった。
  • 家でテレビを見ていると、ニュースで好きなアイドルの熱愛報道が流れ、穴蔵で雷聞くことになった。
  • 母から突然、親戚の結婚の話を聞かされ、穴蔵で雷聞く感覚になった。

穴蔵で雷聞くの類語・言い換え

青天の霹靂、意表を突かれる

穴蔵で雷聞くの反対語

予想通り、誰でも知っている、話題の中心

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