青は藍より出でて藍より青しとは?意味・語源・例文・類語・反対語

青は藍より出でて藍より青しの意味

「青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)」とは、元々高い能力や立場の人よりも、そこから学び取った人が更に優れた結果を上げることを表す言葉です。日本では昔から、藍色は青色材料として使われており、藍色(=先輩や目指す人)から学んだ青色(=自分自身)が、それよりも美しくなる、つまり超えるという意味合いがあります。

青は藍より出でて藍より青しの語源・由来

この言葉の由来は、中国の古代の詩篇「詩経」に出てくる「藍の花から染料を取り、その色は元の藍よりも美しい」という内容からきています。それが日本に伝わり、「青は藍より出でて藍より青し」という言葉に進化しました。

青は藍より出でて藍より青しの例文・使い方

  • 先生の教えを受けて、その生徒は青は藍より出でて藍より青しとなり、全国模試で一位になった。
  • 彼は自分の父親が開業したお店を引き継ぎ、青は藍より出でて藍より青しとばかりに、店を大きく発展させた。
  • その新人アイドルは、青は藍より出でて藍より青しと言われ、スポンサーからのオファーが殺到している。

青は藍より出でて藍より青しの類語・言い換え

師の背を乗り越える、期待を超える、育ての親を輝かせる

青は藍より出でて藍より青しの反対語

期待外れ、素質なし、師を超えられない

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