悪事千里を行くとは?意味・語源・例文・類語・反対語

悪事千里を行くの意味

悪事千里を行く(あくじせんりをいく)とは、悪い行いや噂はすぐに広まるという意味のことを指します。特に、よいことよりも悪いことの方が速く広まってしまうという側面が強調されています。

悪事千里を行くの語源・由来

この言葉は古代中国の故事から来ています。その故事は、悪事を働いた者はすぐさま多くの人に知られてしまうが、善行を行った者はなかなか人に知られないというものです。
「千里」とは中国の距離の単位で、かなりの長距離を示します。つまり、悪事は広く遠くにまで速やかに広まるという意味があります。

悪事千里を行くの例文・使い方

  • 詐欺を働いた者の噂はあっという間に街中に広まった。本当に悪事千里を行くとはこのことだ。
  • 彼の不正行為が校内に早く知れ渡った。まさに悪事千里を行くという感じだ。
  • 社内のゴシップはすぐに全員の耳に入る。やはり悪事千里を行く。

悪事千里を行くの類語・言い換え

悪事百里を走る、悪事が速く広まる、悪い噂はすぐ広まる

悪事千里を行くの反対語

善事は口に入り難し、良い行いはなかなか広まらない

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