新しい畳でも叩けばごみが出るの意味
新しい畳でも叩けばごみが出る（あたらしいたたみでもたたけばごみがでる）とは、人間でも仔細に観察すれば必ず何かしらの欠点や問題点を見つけることができるという意味の諺です。新品できれいな畳でも、確かに叩いてみればホコリやごみが出てくるということから、どんなに完璧に見える人間でも、よく観察すれば必ず何かしらの欠点が見つかるということを表しています。
新しい畳でも叩けばごみが出るの語源・由来
この言葉は江戸時代から使われていたとされています。当時、畳は家具の一部として重要な存在でした。新品の畳は見た目はきれいでも、中にはホコリやゴミが入っていることがありました。それを叩くと見えなかったホコリやゴミが出てくるという現象から、「新しい畳でも叩けばごみが出る」という諺が生まれたと考えられています。
新しい畳でも叩けばごみが出るの例文・使い方
- 彼は一見完璧な人物に見えるが、新しい畳でも叩けばごみが出る。必ず何か欠点があるはずだ。
- 新しい畳でも叩けばごみが出るという言葉があるように、そのプロジェクトも詳しく見てみなければ分からない問題があるかもしれない。
- 新しい畳でも叩けばごみが出る。だから、彼女の行動をよく観察して何か問題がないか確認しよう。
新しい畳でも叩けばごみが出るの類語・言い換え
畳を叩けばホコリが出る、良い人にも欠点がある、人間何れにつけ欠点がある、人間万事塞翁が馬
新しい畳でも叩けばごみが出るの反対語
初めから完璧な人間はいない、人間誰もが完璧でない、全く欠点のない人間は存在しない
