蟻の穴から堤も崩れるとは?意味・語源・例文・類語・反対語

蟻の穴から堤も崩れるの意味

「蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつもくずれる)」とは、小さな怠慢や油断が大事故や大失敗につながることを表す諺(ことわざ)です。このことわざは、一見取るに足らない小さな事柄でも、それが積み重なることによって大きな影響を及ぼす可能性を教えています。

蟻の穴から堤も崩れるの語源・由来

この諺の語源は、小さな穴ひとつで堤防が崩れてしまうという昔の逸話に由来します。蟻の穴がそのまま放置されると、雨や風によって穴は次第に大きくなり、やがては堤防全体が崩れてしまうことがあると言われてきました。

蟻の穴から堤も崩れるの例文・使い方

  • 毎日の小さな遅刻も蟻の穴から堤も崩れるということだ。少しずつでも改善しよう。
  • そのミスはささいなことに見えたけど、蟻の穴から堤も崩れるというように、結果として大きな問題に発展した。
  • 規則を守ることは当然だよ。ルールを破ると蟻の穴から堤も崩れるよ。

蟻の穴から堤も崩れるの類語・言い換え

細かい油断から大失敗、小さいことから大事が起きる、小さな原因から大きな事態が生じる

蟻の穴から堤も崩れるの反対語

雪から雪団子、積雪が山をも覆う

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