足駄を履くとは?意味・語源・例文・類語・反対語

足駄を履くの意味

足駄を履く(あしガをはく)とは、自分の力では及ばないどころか邪魔になったり迷惑になったりする場合に、何かをよこしまな目的のために利用することを言います。古代日本では足駄が高く作られていて、それを履くことにより、普段の身長よりも高く見せることができました。そのため、足駄を履くことで他人をだます意味合いがあります。

足駄を履くの語源・由来

足駄を履くの語源は、古代日本の風習に由来します。足駄というのは靴底を高くした履き物の一種で、身長を偽装して見せるために使われていました。そのことから、ほんとうの自分の能力では及ばない所をごまかし、自己の利益のために人や事を利用することを「足駄を履く」と言ったとされています。

足駄を履くの例文・使い方

  • 彼は足駄を履いてここまで出世してきたが、今に見てろよ。
  • 足駄を履いてもきっと彼を超えることは出来ないだろう。
  • 足駄を履くようなことは頭に浮かばなかった。

足駄を履くの類語・言い換え

見かけ倒しをする、ポーズを決める、取り繕う、見栄を張る

足駄を履くの反対語

本音で話す、率直に振舞う、素直に生きる、飾らない

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