後へも先へも行かぬとは?意味・語源・例文・類語・反対語

後へも先へも行かぬの意味

「後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)」とは、具体的にはどこへも進めなく成り行きが見通せないという状況を指す言葉です。言い換えると、行きたい先に進めず、引き返すことも出来ないつまり、どん詰まりの状態を表します。

後へも先へも行かぬの語源・由来

「後へも先へも行かぬ」の語源は、文字通り前に進むことも後ろに戻ることも出来ないような立場や状況を表すさまを、直訳したものです。対決の場面や試験等で追い詰められた状況などを想像してみてください。

後へも先へも行かぬの例文・使い方

  • 学校の成績が下がる一方で、親にも相談できず、後へも先へも行かぬ状況になった。
  • 新型ウイルスの影響で、店舗の開店準備が進まず、後へも先へも行かぬ状態に陥った。
  • 試験で点数が取れずに留年が決まり、後へも先へも行かぬ思いをした。

後へも先へも行かぬの類語・言い換え

詰まり状態、坂路、絶体絶命、進退窮まる、立つ瀬がない、行き詰まる、窮地に立つ。

後へも先へも行かぬの反対語

進退自如、自由自在。

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