足駄を履いて首ったけとは?意味・語源・例文・類語・反対語

足駄を履いて首ったけの意味

「足駄(あしだ)を履いて首ったけ(くびったけ)」という表現は、自己の立場や能力を考えずに、向こう見ずに物事に取り組むさまを指します。具体的には、自分の身を削ってまで頑張ったり、借金をしてまで何かをするような状況を示します。この表現の「首ったけ」は、「全力で取り組む、何もかもをかける」という意味があります。

足駄を履いて首ったけの語源・由来

このことわざの由来は、江戸時代の京都にさかのぼります。当時の京都では、浅草でお祭りを行う前に、地元の若者たちが集まり、足駄を履いて首をすげー長くして舞を踊ります。それが「足駄を履いて首ったけ」という表現の起源とされています。この様子が、非常に力のこもった、全力で何かに取り組む様子を象徴するものとして使われるようになりました。

足駄を履いて首ったけの例文・使い方

  • 彼は足駄を履いて首ったけで学校のスポーツ大会の準備を行った。
  • 足駄を履いて首ったけで勉強して受かることは、短期間では難しい。
  • 足駄を履いて首ったけで借金をしてまで彼女を幸せにしようと思っている。

足駄を履いて首ったけの類語・言い換え

全力投球、一生懸命、燃え尽きるまで、命かけ、全てをかける

足駄を履いて首ったけの反対語

手を抜く、適当にやる、力を入れない、半力、なおざり

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