味無い物の煮え太りとは?意味・語源・例文・類語・反対語

味無い物の煮え太りの意味

「味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)」とは、非常に取るに足りないことを扱っているが、それが長い間続くと大きな結果を生むということを表すことわざです。要するに、些細なものでも積み重ねれば大きな結果を生むという意味を持っています。

味無い物の煮え太りの語源・由来

「味無い物の煮え太り」の語源は、具体的な出典は不明ながら、日本の古来からの生活の中で生じた言葉とされています。具体的には”味がないものでも長時間煮続けると太るようになる”という古人の生活智慧から来ているとされています。

味無い物の煮え太りの例文・使い方

  • 小銭をちょこちょこ貯めていると大したことないように思えるけれど、それが積み重なれば大きな金額になる。まさに味無い物の煮え太りだ。
  • 毎日の運動も、一日一日はささやかだけど、長く続ければ健康になる。これこそが味無い物の煮え太りというものだ。
  • たった一冊の本を読むだけでも、それが毎日続くと大きな知識を得ることができる。これが味無い物の煮え太りということわざの意味だ。

味無い物の煮え太りの類語・言い換え

小川も続けば大河となる、点が線となる、零也成り立、積少成多

味無い物の煮え太りの反対語

一日千秋、虎穴に入らずんば虎子を得ず

TOP