頭でっかち尻つぼみとは?意味・語源・例文・類語・反対語

頭でっかち尻つぼみの意味

「頭でっかち尻つぼみ(あたまでっかちしりつぼみ)」とは、一部分だけが発展または成長し、他の部分が遅れている状態を指す表現です。特に、理論や知識だけが先行しながら、実践や具体的な行動が伴わない様子を指すことが多いです。

頭でっかち尻つぼみの語源・由来

この言葉の元となったのは、福沢諭吉が『学問のすすめ』の中で述べた言葉です。「頭でかく尻つぼん」という表現で、過度に学問に走った結果、身の世話ができなくなる人々を描写しています。福沢諭吉は、知識を得るだけでなく、それを実生活に生かすことの大切さを述べていました。

頭でっかち尻つぼみの例文・使い方

  • 密度の高い情報を得るために本を読むことばかりになり、実践に移せないまま、頭でっかち尻つぼみになってしまった。
  • 部長の指示待ちになると、行動が遅くなり、部署全体が頭でっかち尻つぼみになってしまう。
  • 最新の技術を使うばかりで、基本的な知識が抜け落ち、頭でっかち尻つぼみな状態になってしまった。

頭でっかち尻つぼみの類語・言い換え

学者バカ、頭だけ肥大化、知識だけ重視、理論ばかりで実践が伴わない

頭でっかち尻つぼみの反対語

バランスが取れている、知識と実践が両立している、身体が先行する、体育会系

TOP