悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如しとは?意味・語源・例文・類語・反対語

悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如しの意味

「悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如し(あしきひとにじゅんってさけざればつなげるいぬのはしらをめぐるがごとし)」は、具体的には、悪い人に折り合いをつけようと思ったら、つまるところ結局その人に付きまとう結果になるという意味です。つまり、悪い人を避けようと思っても、その人と関わりを持つことになるということを伝えています。

悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如しの語源・由来

古典的な表現なので、具体的な語源は定かではありませんが、昔の人々の経験から生まれた言葉とされています。直訳すると「悪い人に従って(関わりを持って)しまうと、つながれた犬が柱をぐるぐる回るように、結局その人に巻き込まれてしまう」という意味になります。

悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如しの例文・使い方

  • その人と関わりたくないと思っても、まるで「悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如し」のように、結局一緒に仕事をすることになった。
  • あの人の求められる仕事をやったら、「悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如し」で、関わりを持つことになった。
  • あいつには関わりたくないと思っていたのに、「悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如し」で、とても困っている。

悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如しの類語・言い換え

「焼け野原に鴉が群がる」、「犬が喰うあとの飯に群がる」、「悪しき人とは関わらぬが良い」

悪しき人に順って避けざれば繋げる犬の柱を廻るが如しの反対語

「善き人に随って福が来る」、「良き人とは付き合いたい」

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