悪言の玉は磨き難しとは?意味・語源・例文・類語・反対語

悪言の玉は磨き難しの意味

「悪言の玉は磨き難し(あくごんのたまはみがきがたし)」とは、一度口にした悪口や無礼な言葉はなかなか訂正できないという意味です。それは口に出した言葉は物理的に消し去ることができないからです。また、人の印象を左右することから、言葉には注意が必要という教訓が込められています。

悪言の玉は磨き難しの語源・由来

この表現の語源は「たまにくすび」という古代中国の故事から来ています。この故事には玉を仏像に見立て、玉を磨き続けて仏像にすることの難しさと言葉を慎むことの大切さが語られています。口に出すと形になってしまう言葉は、一度出てしまったら取り消すことができないという教訓が含まれています。

悪言の玉は磨き難しの例文・使い方

  • 悪口を言ってしまったことを後悔しても、悪言の玉は磨き難し、状況は簡単には戻らない。
  • 口論になりそうだったから逃げた、悪言の玉は磨き難しと知っていたからだ。
  • 彼女に対する批判を言ってしまい、悪言の玉は磨き難しと痛感した。

悪言の玉は磨き難しの類語・言い換え

口は災いの元、一度言ったことは取り消せない、未来への投資は言葉遣い

悪言の玉は磨き難しの反対語

言葉は響き消える、言ったことは忘れられる、過去の言葉は修正可能

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