棒に振るとは?意味・語源・例文・類語・反対語

棒に振るの意味

棒に振る(ぼうにふる)とは、物事が全くうまくいかない状況や、期待外れな結果になることを指す言葉です。棒に振るという表現は、特に計画や予想が外れて失敗する様子について使われます。

棒に振るの語源・由来

「棒に振る」の語源は、漁の世界から来ていると言われています。魚が網から逃げてしまい、予想通りの漁獲が得られなかったときに「棒に振れた」という表現を用いたことから始まったとされています。ここでの「棒」とは、網を引き上げる際の道具を指します。

棒に振るの例文・使い方

  • 一生懸命準備したけど、台風で遠足が中止になってまるで棒に振ってしまった。
  • 期待していた映画だったけど、全然面白くなくて、チケット代が棒に振ったみたいだ。
  • 試験勉強に時間をかけたのに、思ったほど点数が取れず棒に振った感じがする。

棒に振るの類語・言い換え

空振り、無駄足、骨折り損、水泡に帰す、泡飼い、胴元に振る

棒に振るの反対語

成功する、うまくいく、期待通りになる、思った以上に成果が出る、努力が報われる

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