ことわざ・慣用句

薊の花も一盛りの意味 「薊の花も一盛り（あずみのはなもひともり）」は、一見取るに足らないものでも一時期は盛り上がるという意味があります。言い換えると、「見下されがちなものでも、その時が来れば一世を風靡することがある」という意味になります。薊...

浅みに鯉の意味 浅みに鯉（あさみにこい）とは、高等なものを求めること無く、身の丈にあったもので満足する、あるいは簡素で地味な生活を好むという意味を持つ言葉です。比喩的に、鯉が深い池でなくても浅い水場でも楽しげに暮らす様子から来ています。 浅...

朝風呂丹前長火鉢の意味 朝風呂丹前長火鉢（あさぶろたんぜんながひばち）とは、「贅沢を尽くす」「じっくりと時間をかけて何かを行う」といった意味を持つ言葉です。それぞれの要素である「朝風呂」は朝からのんびりと風呂に入る様、「丹前」は何時間もかけ...

朝比奈と首引きの意味 「朝比奈と首引き（あさひなとくびびき）」とは、人の態度や意見が一貫していない、揺れ動くことを表す言葉です。この表現は、姿勢や態度が頻繁に変わったり、信ずるところなく変節する様子を比喩的に描いています。 朝比奈と首引きの...

朝日が西から出るの意味 「朝日が西から出る（あさひがにしからでる）」とは、あり得ないこと、すさまじく驚くべき事態を言います。朝日は東から出るのが自然の摂理ですが、それが西から出てしまうと言えば、どれほど非常識なことであるかが伝わります。 朝...

朝腹に茶漬けの意味 朝腹に茶漬け（あさはらにちゃづけ）とは、元気でパワフルな状態を指す言葉です。具体的には朝から食欲旺盛で元気いっぱい、といった意味合いを持っています。絶好調であること、活動的であることを表現したいときに使う表現です。 朝腹...

朝の一時は晩の二時に当たるの意味 「朝の一時は晩の二時に当たる（あさのいちじはばんのにじにあたる）」は、朝のほんの少しの努力が、夜には大きな効果を生み出すという意味を持つ日本のことわざです。苦労や励みは、時間が経つとその価値が増すことを表現...

朝のぴっかり姑の笑いの意味 「朝のぴっかり姑の笑い（あさのぴっかりしゅうとめのわらい）」とは、他人の失敗や不運を喜ぶ心の狭い人を表す隠語です。具体的には、人の失敗を見て嬉しそうに笑うことを、朝になった途端に姑が機嫌よく笑っているような様子に...

麻の中の蓬の意味 "麻の中の蓬"（あさのなかのよもぎ）とは、よその団体や集団の中に紛れ込んで、その集団の価値観や規則を乱す存在を指すことわざです。直訳すると、「麻の株の中に蓬（よもぎ）が生えている」という意味となりますが、統一性のある集団や...

朝寝八石の損の意味 「朝寝八石の損（あさねぱっせきのそん）」とは、朝寝坊をすると一日の仕事や勉強が進まず、得るものが少ないという意味です。朝にしっかり起きて学習や仕事に取り組むことが重要という教訓を表しています。 朝寝八石の損の語源・由来 ...