雨塊を破らずとは?意味・語源・例文・類語・反対語

雨塊を破らずの意味

雨塊を破らず(あまかたをやぶらず)とは、雨が降りそうだと思いつつも、わざわざ傘をささずに出かけることのたとえです。具体的には、近道を選んだり、危険を顧みずに進むことなど、何かを成し遂げるためにはリスクを顧みずに進むことを指す言葉です。

雨塊を破らずの語源・由来

「雨塊を破らず」の語源は、江戸時代の俳人、与謝蕪村の句「行春や鴬鳴池鴨雨堅を破らず」から来ています。雨が降りそうな予感があっても、それを無視して遠回りせずに直接進んでしまう、つまりリスクを顧みずに進んでしまうという意味合いで使われます。

雨塊を破らずの例文・使い方

  • 彼は雨塊を破らず、スピーディーに業績を上げる方法を選んだ。
  • 彼女の成功は、雨塊を破らずに積み重ねた努力によるものだ。
  • 昔の大学生は、一攫千金を夢見て雨塊を破らずにドットコムに乗り込んだ。

雨塊を破らずの類語・言い換え

直進、大胆に進む、肝が据わっている、向こう見ずに進む、無謀に進む

雨塊を破らずの反対語

警戒する、安全策を取る、慎重になる、遠回りをする、リスクを避ける

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