荒馬の轡は前からとは?意味・語源・例文・類語・反対語

荒馬の轡は前からの意味

「荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)」は、日本の古いことわざの一つで、いざという時に備えて事前に対策を講じておくべきだという教訓を伝える言葉です。直訳すると「荒れ狂う馬(荒馬)を制御するための轡(くつわ)は、その馬が荒れる前から備えておくべきだ」となります。

荒馬の轡は前からの語源・由来

馬はとても力強い動物で、一度暴走してしまうとなかなか止めることができません。荒れ狂う馬を制御するための道具が轡です。だからこそ、馬が暴れ出す前に轡を備えておく必要があります。このことから、「問題が発生する前に予防策を講じておくべき」という教訓が生まれ、「荒馬の轡は前から」ということわざが生まれました。

荒馬の轡は前からの例文・使い方

  • 備蓄品は、災害が来る前に準備しておくべきだよね。荒馬の轡は前からだよ。
  • 部長が予算を先に計画しといてよかったんだ。やっぱり荒馬の轡は前からってことだね。
  • 試験勉強も荒馬の轡は前からと言うように、先に計画を立てて取り組んでおくことが大切なんだよ。

荒馬の轡は前からの類語・言い換え

予防は最善の治療、前もって備えあれば憂いなし、用意周到、防患の為の早めの対策

荒馬の轡は前からの反対語

後手に転覆する、焼け石に水、後の祭り、船頭多くして船山に登る

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