秋魳は嫁に食わすなの意味
「秋魳は嫁に食わすな」(あきさばはよめにくわすな)とは、自分が手に入れた利益や得物は他人に分け与えすぎず、最初は自分自身や自分の家族がしっかりと利益を享受するべきだという意味を持つ日本語の慣用句です。
秋魳は嫁に食わすなの語源・由来
この言葉は、江戸時代の日本人が秋に獲れるサバ(秋魳)が非常に美味しいとされたことに由来します。しかし、その美味しいサバを嫁に送ると、自分の元で食べられる分が減ってしまうという考えから生まれた言葉です。
秋魳は嫁に食わすなの例文・使い方
- 社長からもらったボーナスをすぐに友達にばら撒いてはだめだよ。秋魳は嫁に食わすなって言うだろ。
- 運良く当たった宝くじをすぐに親戚に分け与えてはいけない。秋魳は嫁に食わすなというように、まずは自分の生活を安定させてから考えるべきだ。
- お年玉をもらったら、全部友達とパーティーに使ってしまうんじゃない。秋魳は嫁に食わすなという言葉があるように、最初は自分のために使ってみてはどうだろう。
秋魳は嫁に食わすなの類語・言い換え
金の切れ目が縁の切れ目、身銭を切る、身の程知らず
秋魳は嫁に食わすなの反対語
井の中の蛙、焼け石に水、野に下る