蟻の這い出る隙もないとは?意味・語源・例文・類語・反対語

蟻の這い出る隙もないの意味

「蟻の這い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)」とは、その場が非常に混雑していて、人や物がひしめき合っていて、蟻が這い出る隙間すらないほど、という意味を表す表現です。会場や乗り物などの混雑具合や、物事が多すぎて忙しい状況を表すのに使われます。

蟻の這い出る隙もないの語源・由来

この表現の由来についてははっきりとしたものはありませんが、とても狭いスペースで、文字通り蟻が這い出るための隙間すらないほどの混雑具合を指していると考えられます。

蟻の這い出る隙もないの例文・使い方

  • ライブハウスの中は蟻の這い出る隙もないほどの人だかりだった。
  • バーゲンセールの初日、店内は蟻の這い出る隙もないほど混んでいた。
  • 年末の仕事で、机の上は蟻の這い出る隙もないほど書類でいっぱいだ。

蟻の這い出る隙もないの類語・言い換え

満員、ひしめき合う、人でごった返す、混雑している

蟻の這い出る隙もないの反対語

がらんどう、閑散としている、空いている、人影が少ない

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