悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らずとは?意味・語源・例文・類語・反対語

悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らずの意味

「悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らず(あくいあくしょくをはじるものはいまだよにぎるにたらず)」とは、自分の着るものや食べるものが粗末なことを恥ずかしいと思っている人は、まだ社会や集団の中で意見を述べる資格がないという意味です。つまり、自分の困難な生活環境や贅沢のない生活を恥じている人が、世の中のことを語る資格がないという意味になります。

悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らずの語源・由来

この言葉は、孟子という中国の儒家の思想家の教えから来ています。孟子は、自分の衣食が粗朴であることを恥じる人間はまだ到底、道徳や道義、世の中の正しいあり方について語るべきではないと主張していました。

悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らずの例文・使い方

  • 彼はまだ悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らずという考えを抱いている。
  • 悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らず、先ず自分の生活環境を改善することが肝要だ。
  • 金持ちと貧乏人では物事の見え方がかなり違う。だからと言って「悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らず」と言ってしまうのは短絡的だ。

悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らずの類語・言い換え

なし

悪衣悪食を恥ずる者は未だ与に議るに足らずの反対語

なし

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