後は野となれ山となれとは?意味・語源・例文・類語・反対語

後は野となれ山となれの意味

「後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)」は、自分のやりたいことややるべきことは全て終わってしまい、これから先どうなっても構わない、または、一度決めたことは突き進んで後のことは考えない、という意味を持つ日本語の慣用句です。

後は野となれ山となれの語源・由来

この言葉の語源は、戦国時代に武田信玄が出したとされる「武田二十四使」のうちの一つである「後普請令」による。それは城や砦に籠もる敵を攻める際、先陣を別けられた者は前進していき、後続の軍勢が全て前進しきった後は放っておいてけっこう、という指示で、これをもじって「後は野となれ山となれ」と表現されるようになったと伝えられています。

後は野となれ山となれの例文・使い方

  • 試験の対策は万全、後は野となれ山となれで当日に臨むだけだ。
  • 事業計画の準備もでき、後は野となれ山となれ、思い切って進めよう。
  • プロポーズの準備も終わった。後は野となれ山となれ、彼女に告白するだけだ。

後は野となれ山となれの類語・言い換え

全てを賭ける、一か八か、当たって破れる、どうにでもなれ

後は野となれ山となれの反対語

慎重に行く、用心深く、足元を見る、結果を考える、先を見越す

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