朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失うとは?意味・語源・例文・類語・反対語

朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失うの意味

“朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失う(あさにそのことをわするればゆうべにそのこうをうしなう)”という言葉は、一日の中で朝に学んだことや得た知識などを、すぐに忘れてしまったら夜になってその利益や成果を得ることができないという意味です。つまり、学んだことを忘れず続けて行うことの大切さを示しています。

朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失うの語源・由来

この言葉は、江戸時代の教育者であり儒学者だった中江藤樹による「経国美談」に記載されています。彼は、学問の習得には継続が大切であると教え、学んだことを忘れないで実行に移すことの重要性を常に強調していました。

朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失うの例文・使い方

  • 数学の問題を解いて、その答えを見つけることができました。しかし、「朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失う」ように、忘れずに復習をする必要があります。
  • 私たちは一生懸命に練習して、ようやくこの曲をマスターしました。しかし、「朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失う」のように、定着させるために継続的に練習を重ねなければなりません。
  • 試験勉強で見つけた重要なポイントを憶えることができました。「朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失う」ように、これらの知識を忘れずに、試験当日まで覚えておくことが重要です。

朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失うの類語・言い換え

知識は定着させるまでが勉強、学んだことを実行に移さなければ意味がない

朝に其の事を忘るれば夕べに其の功を失うの反対語

朝学んだことが夜になっても役立つ、一度学んだことはすぐに役立つ

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