空き家の雪隠でこえなしとは?意味・語源・例文・類語・反対語

空き家の雪隠でこえなしの意味

「空き家の雪隠でこえなし(あきやのせっちんでこえなし)」とは、何もないところで無益なことに力を使っても意味がない、という意味のことわざです。雪隠とは、古語でトイレのことを指します。つまり、文字通りに考えると、居住者のいない空き家のトイレで声を上げても、だれもそれに答える人はいない、という状況を言っています。これをもじって、効果の見込めない行動や努力は意味がない、という考えを表しています。

空き家の雪隠でこえなしの語源・由来

「空き家の雪隠でこえなし」の語源は、実際に誰もいない場所で物事を行っても意味がない、という考え方から来ています。ここでは、空き家と雪隠(トイレ)が比喩として用いられています。空き家には誰も住んでおらず、雪隠も誰もいない場所という意味を持ちます。そのため、この状況で声を出しても何も反応がないという事象から、無益な行動や努力は無意味であるという教えが込められています。

空き家の雪隠でこえなしの例文・使い方

  • 元気な声で応援しているけど、結果が出ないチームには空き家の雪隠でこえなしですね。
  • 一生懸命勉強しているけど、全く成果が出ないならそれは空き家の雪隠でこえなしということだ。
  • 誰も聞いていないところで言っても、それはまさに空き家の雪隠でこえなしです。

空き家の雪隠でこえなしの類語・言い換え

宝の持ち腐れ、花開く土壌なし、凡す力及ばず

空き家の雪隠でこえなしの反対語

一生懸命さが報われる、動けば何かが変わる

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