甘い物に蟻がつくとは?意味・語源・例文・類語・反対語

甘い物に蟻がつくの意味

「甘い物に蟻がつく」(あまいものにありがつく)とは、誰かが得をする場面や有利な状況に人々が集まる様子を描写する言葉です。文字通りの意味は、甘いものには蟻が集まるという自然の現象から来ています。たとえば、ビジネスや商売において、利益が見込める新商品や事業に人々が次々と参入する状況をいうことがあります。

甘い物に蟻がつくの語源・由来

この表現の由来は、蟻が本能的に甘いものに引き寄せられ、それが食物源となることから来ています。言葉としては、人間の行動が蟻の本能行動と似ているという比喩的な意味合いで使われています。特に、魅力的なものやチャンスがある場所に人々が群がる様子に対して用いられます。

甘い物に蟻がつくの例文・使い方

  • 新たなITビジネスの話題が出ると、すぐに「甘い物に蟻がつく」ように投資家たちが集まってきた。
  • 新しいテーマパークが開業したら、「甘い物に蟻がつく」ように大勢の観光客が訪れるだろう。
  • 大学の研究発表会では、「甘い物に蟻がつく」ように各企業のスカウトがたくさん集まっていた。

甘い物に蟻がつくの類語・言い換え

利益があれば人が集まる、人の出る幕にはすずめも寄る、蜜を見つけた蜂のように群がる、魚の生簀

甘い物に蟻がつくの反対語

野に放った馬、人気がない、無視される、疎まれる

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