空き樽は音が高いとは?意味・語源・例文・類語・反対語

空き樽は音が高いの意味

「空き樽は音が高い(あきだるはねがたかい)」とは日本の諺(ことわざ)の一つで、何も知らない無知な人ほど口が達者である、または何もしていない人ほど大きな声を出す、といった意味を表す言葉です。

空き樽は音が高いの語源・由来

このことわざの語源は、実際の樽が空だと音が大きく鳴るという現象から来ています。つまり、中に詰まっている物が少ないほど、音が大きく響くという特性を比喩として用いています。

空き樽は音が高いの例文・使い方

  • 学校の授業で何も答えられないのに、休み時間には大声でしゃべっている。やっぱり空き樽は音が高いってことか。
  • あの新入社員、仕事はまだまだだけど、飲み会では一番大きな声出してるなあ。空き樽は音が高いっていうし、もっと経験積んでくれたらいいのに。
  • 彼氏が趣味のことをあまり知らないのに、知ったかぶりして話すのがイラっとする。まさに空き樽は音が高いってやつだ。

空き樽は音が高いの類語・言い換え

「見かけにだまされるな」「能書きだけは一人前」「虚勢を張る」「只見槿、実(みの)なし」

空き樽は音が高いの反対語

「結果を出す人は口が達者ではない」「沈黙は金」「物知りの人は静か」

TOP