飴を舐らせて口をむしるとは?意味・語源・例文・類語・反対語


飴を舐らせて口をむしるの意味

「飴を舐らせて口をむしる(あめをなめらせてくちをむしる)」とは、人々があまり話さないようにさせるために、何らかの利益を見せる事を指す日本のことわざです。具体的には、物事の背後の真実を語らせないために、それが問題になる前に賄賂を与えたり、報酬を提供したりすることを指します。

飴を舐らせて口をむしるの語源・由来

この言葉は、文字通りに解釈すると、「飴を舐めている間は話すことができない」からきていると考えられます。つまり、ほかのことに気を取られている間は、本当に話すべきことを話す余裕がない、という意味が込められています。具体的には、飴を舐めている子供が口を閉じて黙っている様子から連想された表現と言えます。

飴を舐らせて口をむしるの例文・使い方

  • 彼が事件の真相を話さない理由は、飴を舐らせて口をむしったからだ。
  • 彼女は会社の不正を見つけたが、上司が飴を舐らせて口をむしろうとした。
  • 飴を舐らせて口をむしられると、真実を語ることができなくなる。

飴を舐らせて口をむしるの類語・言い換え

口を封じる、口止めする、沈黙させる、静める、黙らせる

飴を舐らせて口をむしるの反対語

口を開けさせる、告発させる、発言を許す、話させる

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