阿呆の一徹の意味
「阿呆の一徹(あほうのいってつ)」とは、一つのことに対して非常に強い意志や情熱を持ち続けるさまを表す言葉です。ただし、それが間違っていたり不適切だったりする場合に使用されます。つまり、出来事や状況を適切に評価できず、自分の考えを変えることができないために、誤った行動を繰り返す人を描写する際に用います。
阿呆の一徹の語源・由来
「阿呆の一徹」は、「阿呆」という言葉と「一徹」という言葉が組み合わさった複合語です。「阿呆」はバカや間抜けといった意味で、物事を理解しない人や思慮の浅い人を指します。「一徹」は一つのことに強くこだわる、あるいは一貫してそれを貫き通すという意味を持ちます。つまり、「阿呆の一徹」とは「バカながらも一つのことに強くこだわり続ける人」を指す言葉となります。
阿呆の一徹の例文・使い方
- 彼は間違った方向に進行する船を止めるために、間違った命令を出し続ける阿呆の一徹だ。
- 彼女は絶対に自分が正しいと信じて疑わない阿呆の一徹だ。
- 彼は自分の進路を変えることを拒み続ける阿呆の一徹だ。
阿呆の一徹の類語・言い換え
頑固者、こだわり強い人、頭でっかち
阿呆の一徹の反対語
柔軟な人、対応力がある人、考えを変えられる人