過ちては則ち改むるに憚ること勿れとは?意味・語源・例文・類語・反対語

過ちては則ち改むるに憚ること勿れの意味

「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ(あやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ)」は、自分が間違いを犯したときはすぐにその間違いを直すようにしようという意味の四字熟語です。つまり、「間違ったことを認めて早急に改めることをためらったり恐れたりしないでほしい」という教えを込めた言葉です。

過ちては則ち改むるに憚ること勿れの語源・由来

「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」は、『論語』にある孔子の言葉「過則勿恤、改則勿憚」に由来します。「過則勿恤」は間違えたら悔やまない、「改則勿憚」は改めることを恐れないという意味で、これをまとめたものが「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」となります。

過ちては則ち改むるに憚ること勿れの例文・使い方

  • 選挙で悪い結果を出した政治家が「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」と心に誓い、次の選挙に向けて改革を進めた。
  • 試験で悪い点を取り、ショックを受けたが、「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」と自分に言い聞かせて、勉強法を見直した。
  • サッカーの試合で多くの失点を許したゴールキーパーは、「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」という思いで、翌日から猛練習に励んだ。

過ちては則ち改むるに憚ること勿れの類語・言い換え

過去の失敗を直ちに反省し改める、間違ったらすぐに修正する

過ちては則ち改むるに憚ること勿れの反対語

誤ったままでよい、失敗を繰り返す、改めることを避ける

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