遊びに師なしの意味
「遊びに師なし(あそびにししなし)」とは日本のことわざで、遊びや娯楽については人から教わらずとも自然に上手になる、あるいは慣れてくるという意味です。人間が自然と遊びを楽しむ能力を持っていることを示し、特に子どもたちが初めて遊ぶ遊びでもすぐに慣れてしまう様子を表現しています。
遊びに師なしの語源・由来
「遊びに師なし」は古来より日本人が遊びをたしなむ風情を表現した言葉です。文化や芸術、スポーツなど様々な遊びがありますが、特に子どもたちは、あまりにも自然に、まるで師匠がいるかのように遊びを身につけてしまうことから「遊びに師なし」ということわざが生まれました。
遊びに師なしの例文・使い方
- 弟は自転車に乗るのが初めてだったけれど、何度か練習したらすぐに上手になった。本当に遊びに師なしとはこのことだ。
- 友達と始めたゲームも、最初は分からなかったけど、何回かやってみるとなんとなく理解できるようになった。遊びに師なしとはよく言ったものだ。
- 卓球も何度か打っているうちに、いつの間にか上達しているが、これも遊びに師なしだな。
遊びに師なしの類語・言い換え
すぐに上手になる、すぐに適応する、すぐに学ぶ
遊びに師なしの反対語
教わらなければできない、習わないと上手くならない、教えてもらわないとわからない