麻殻に目鼻をつけたようとは?意味・語源・例文・類語・反対語

麻殻に目鼻をつけたようの意味

「麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)」とは、物事がぼんやりしてはっきりしない状態のことを表す言葉です。特に、何かの形状が不明確で、大体の輪郭だけが見えるような状態を指します。

麻殻に目鼻をつけたようの語源・由来

この言葉の語源は、麻の実の殻(麻殻)が形がはっきりしないことからきています。麻殻は形が定まっておらず、表面がゴツゴツしています。そこに目鼻をつけたと想像すると、よく見えない、不明確な状態を表現できることから、「麻殻に目鼻をつけたよう」という言葉が生まれました。

麻殻に目鼻をつけたようの例文・使い方

  • 彼の説明は麻殻に目鼻をつけたようで、全く理解できなかった。
  • 曇りの日は遠くの景色が麻殻に目鼻をつけたように見える。
  • 初めて塗り絵をした妹の作品はまるで麻殻に目鼻をつけたようだった。

麻殻に目鼻をつけたようの類語・言い換え

ぼんやりとした、不明瞭な、形が定まらない、はっきりしない、ぼやけた、曖昧な

麻殻に目鼻をつけたようの反対語

明確な、はっきりした、形がはっきりしている、見える、鮮明な

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