朝神主夕坊主の意味
朝神主夕坊主(あさかんぬし ゆうぼうず)は、同じ人が朝と夕で意見や立場、行動が一変してしまう様子を描写した慣用句です。これは、その人が一貫性のない態度を取ることで、他人から信頼を失ってしまう状況を指します。
朝神主夕坊主の語源・由来
この慣用句の由来は、仏教と神道の違いに関連しています。昔、神道を信じていた人が同じ日のうちに仏教を信じるようになったという話から来ています。そこから、意見や立場がコロコロ変わる人のことを「朝神主夕坊主」と表現するようになったのです。
朝神主夕坊主の例文・使い方
- 彼は朝神主夕坊主だから、何を言ってもすぐに意見が変わる。
- あんな朝神主夕坊主な人には、仕事を任せられない。
- 約束を破るのが常習な彼女は、まさに朝神主夕坊主だ。
朝神主夕坊主の類語・言い換え
意見がころころ変わる、風呂敷の小さい人
朝神主夕坊主の反対語
一貫性がある、信念をもつ人、意見がブレない人