商いは数でこなせの意味
「商いは数でこなせ（あきないはかずでこなせ）」は、商売の世界では大切なことは品質もさることながら、大量に取引をすることで利益を出すという意味の言葉です。「数」とは物の量や取引の回数を示し、多くの取引をこなすことで利益を重ねるという意味が込められています。
商いは数でこなせの語源・由来
この言葉の語源や由来は明らかにはなっていませんが、商人の智恵として昔から言われてきた言葉です。伝統的な商売の原則である「小利大商」とも関連があります。「小利大商」は小さな利益でも大量に商いをすることで大きな利益を得るという意味の言葉で、同様に商売は「数」で成り立つという考え方を示しています。
商いは数でこなせの例文・使い方
- 元々は単価が安い商品だが、商いは数でこなせという考えから大量に販売した。
- くじ引きの景品は特別なものは少なくても、商いは数でこなせということでたくさんの人に引いてもらった。
- 利益率は少ないが、商品の流通量を増やすことで利益を確保した。商いは数でこなせだ。
商いは数でこなせの類語・言い換え
小利大商、商売は量で勝負
商いは数でこなせの反対語
高利小商、一種一様に品質を求める
