愛想も小想も尽き果てるとは?意味・語源・例文・類語・反対語

愛想も小想も尽き果てるの意味

「愛想も小想も尽き果てる(あいそもしょうそもつきはてる)」とは、人との関わりにおける好意や労りがすっかりなくなるという意味です。具体的には、他人に対する親切心や思いやり、気遣いが全くなくなってしまうという状態を表現します。

愛想も小想も尽き果てるの語源・由来

「愛想も小想も尽き果てる」の「愛想」とは、他人に対する親切や気配りを意味します。一方の「小想」は、「人が他人に対して抱く思いや想い」のことを指します。したがって、この両者が「尽き果てる」とは、「好意や気遣いが全く無くなってしまう状態」を言うのです。

愛想も小想も尽き果てるの例文・使い方

  • 試験の失敗で愛想も小想も尽き果てた彼は、誰とも話さなくなってしまった。
  • あの温厚だった彼女が、厳しい上司に愛想も小想も尽き果てて退職した。
  • 冷たい反応に愛想も小想も尽き果て、彼はその場を去った。

愛想も小想も尽き果てるの類語・言い換え

無理が通らない、気が抜ける、興ざめする、気力を失う、辟易する、気が滅入る、肩身が狭い

愛想も小想も尽き果てるの反対語

気力が湧く、活気を取り戻す、意気揚々とする、元気になる、心がはずむ

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