対岸の火事とは?意味・語源・例文・類語・反対語

対岸の火事の意味

「対岸の火事(たいがんのかじ)」は、直接自分には影響がない他人の困りごとや災難を指す言葉です。鑑賞する側の立場で問題に非難する人もいますが、基本的に自分自身や自分自身の運命に影響を及ぼさない事件のことを指します。

対岸の火事の語源・由来

「対岸の火事」は古代中国の故事から来ています。「楚の国の境界近くに住んでいる宋の国の人が、楚の国の火事で騒ぎ立てるのを見て、心の中で楽しんだ」という話に由来します。この話は「他人の困り事を無関心に楽しむ心情」を表すようになり、現代でも使われています。

対岸の火事の例文・使い方

  • 学校の給食が全校的に食べられない事故があったけど、学食を食べている僕には対岸の火事だ。
  • 同級生がテストで赤点を取るのは対岸の火事だと思ってたけど、自分も難しくて焦った。
  • クラスのある友達が風邪で欠席したが、僕が仲良くないため対岸の火事だった。

対岸の火事の類語・言い換え

無関心、他人事、観念的実際

対岸の火事の反対語

身近な問題、自己関与、共感

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