浅瀬に仇波の意味
「浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)」とは、「弱みや欠点を敵につけこんで攻撃される」という意味の四字熟語です。直訳すると、「浅い場所でも波が立つ」という意味になります。つまり、いくら弱小な敵でも侮ってはいけないという警告の言葉です。
浅瀬に仇波の語源・由来
「浅瀬に仇波」は、中国の古典「資治通鑑」に出てくる故事に由来します。歴史上の人物、司馬遷が「小人は浅瀬であっても波立つ」という表現で語ったことから、この表現が生まれました。
浅瀬に仇波の例文・使い方
- 今回の試合で小さなミスが敗因だった。浅瀬に仇波とう言葉が頭に浮かびました。
- 下級生に意見をないがしろにする先輩がいるが、浅瀬に仇波だと思った。
- 試験で簡単な問題を軽視してしまった。まさに浅瀬に仇波だ。
浅瀬に仇波の類語・言い換え
細川忍び、油断大敵、侮ることなかれ
浅瀬に仇波の反対語
安心して任せる、おおよそ良好、問題なし