悪法もまた法なりとは?意味・語源・例文・類語・反対語

悪法もまた法なりの意味

「悪法もまた法なり(あくほうもまたほうなり)」とは古い言葉で、正義の観点から見て悪い法律でも、それが一度制定され、公布された以上は法律として遵守しなければならない、という意味です。

悪法もまた法なりの語源・由来

この言葉の由来は、古くは中国の戦国時代に遡ります。著名な法家の韓非が「悪法もまた法なり」の精神を掲げており、彼の思想に基づいて社会秩序の維持を図るために、良い法律であろうと悪い法律であろうと、法律自体は従うべきものとされました。

悪法もまた法なりの例文・使い方

  • この法律は時代遅れだとは思うが、悪法もまた法なりだから仕方ない。
  • 賛成できないが、悪法もまた法なり、社会のルールとして守るべきだ。
  • あの法律が変だと感じるけど、悪法もまた法なりというやつなのかな。

悪法もまた法なりの類語・言い換え

恐らく、その言葉自体に直接的な類语はないでしょう。しかし、「法は絶対」「法に従うべき」などと言い換えることはできます。

悪法もまた法なりの反対語

この言葉の反対する考え方は「法でも不正は許さない」「法を遵守する理由がない」などです。しかし、これらは厳密な反対語というわけではありません。

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