悪事身に返るとは?意味・語源・例文・類語・反対語

悪事身に返るの意味

「悪事身に返る(あくじみにかえる)」とは、自分が他人に対して悪い事をした結果、それが反対に自分自身に災いとなって戻ってくる、という意味を持つ言葉です。これは、「自分が他人に良くない行動を取ると、それが結果として自分自身に不幸や苦しみをもたらす」という教訓を表しています。

悪事身に返るの語源・由来

「悪事身に返る」の語源は、仏教の教えである「業(ごう)」に由来しています。「業」は、自分の行なった善悪の行為が、過去・現在・未来の自分に影響を及ぼすという教えです。つまり、自分が他人に対して悪事を働くと、それが自分に影響を与え、自分自身に災いとして返ってくるという意味です。

悪事身に返るの例文・使い方

  • 隣のクラスの男子が無断で女子の鞄を開けたけど、そのことが好きな女子にバレて嫌われてしまった。まさに悪事身に返るだね。
  • 友達から漫画を勝手に借りたら、中に大切なステッカーがあったみたいで友達に怒られた。それこそ悪事身に返るなあ。
  • 実は、あの子が他の子から親に内緒でお菓子をもらってたこと、お母さんにバラしたんだ。でも、その後自分が親にバラされてひどく怒られちゃった。まさしく悪事身に返るってやつだよ。

悪事身に返るの類語・言い換え

因果応報、自業自得、自己責任、報いがある、因果律

悪事身に返るの反対語

善行が報われる、良い行いが実る、徳が報われる

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