網の目から手とは?意味・語源・例文・類語・反対語

網の目から手の意味

網の目から手(あみのめからて)という言葉は、何も隠すことなく全てが見えてしまうことを指す表現です。網を想像してみてください。物や人が、網の目からすり抜けてしまうように、何もかもが漏らされてしまう様子を言います。

網の目から手の語源・由来

「網の目から手」という言葉の語源・由来は、網を用いた漁に関連していそうです。漁師が網を使って魚を捕る際、目の大きな網だと小さな魚が逃げてしまいます。それと同じように、何かを隠し通そうとした際に失敗し、全てが人目に触れる状況を「網の目から手」と言います。

網の目から手の例文・使い方

  • 暗号の解き方が網の目から手となってしまったため、そう簡単には秘密が守れそうもない。
  • 彼のうそはすぐに網の目から手となり、皆にばれてしまった。
  • 内部の情報が網の目から手となってしまい、会社全体が混乱状態に陥った。

網の目から手の類語・言い換え

丸見え、隠しようがない、全部ばれている

網の目から手の反対語

隠蔽、秘密、内密、口止め

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