油紙に水を注ぐようとは?意味・語源・例文・類語・反対語

油紙に水を注ぐようの意味

「油紙に水を注ぐよう(あぶらがみにみずをそそぐよう)」とは、努力や言葉が全く効果を発揮しない様子を表す表現です。実際に油紙に水を注いでも、油紙は防水効果があるために水がすっと通り抜けてしまいます。つまり、効果が全く現れない、何をやっても無駄だという意味を持つ言葉なのです。

油紙に水を注ぐようの語源・由来

「油紙に水を注ぐよう」の語源は、文字通りのさまを引き合いに出したものです。油紙には防水効果があるため、そこに水を注いでも水はすぐに通り抜けてしまいます。この状況を引き比べて、自分の行動や発言がまったく効果を持たない様子を表しています。

油紙に水を注ぐようの例文・使い方

  • 彼がいくら先生に謝罪しても、それが油紙に水を注ぐようで、全く聞き入れてもらえなかった。
  • たくさんの努力をしたのに、その結果が油紙に水を注ぐようで、全く成果につながらなかった。
  • 彼女の言葉は油紙に水を注ぐようで、彼の心に全く響かなかった。

油紙に水を注ぐようの類語・言い換え

効果が出ない、効果が全く無い、手応えが無い、空しい努力、無駄な努力

油紙に水を注ぐようの反対語

効果がある、手応えがある、成果が出る、努力が実る、成果が結ぶ

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