浅い川も深く渡れとは?意味・語源・例文・類語・反対語

浅い川も深く渡れの意味

“浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)”とは、物事に取り組むときにはいくら簡単そうなことでも油断せず、慎重になって取り組むべきだ、という意味を持つ言葉です。”浅い川”を”深く渡る”ように、単純そうなことでも思いの外困難な場合もあるため、常に注意深く行動すべきだという教えを含んでいます。

浅い川も深く渡れの語源・由来

この言葉の由来は明確には分かっていませんが、農耕の進んだ古代の日本においては、川を渡ることが日常の一部であり、川の深さを見誤ると命を落とすこともあったと考えられます。そのため、「浅い川も深く渡れ」は、危険を避けるためにも、事前の下調べや準備を怠らないようにという意味合いが含まれていると思われます。

浅い川も深く渡れの例文・使い方

  • 新たなプロジェクトが始まる前に、リーダーから「浅い川も深く渡れ。何事もしっかり準備をし、慎重に進めよう」と言われました。
  • 転校初日、友人から「新しい学校生活も浅い川も深く渡れだよ。一見フレンドリーそうな人でも、慎重に関わることが大切だよ」とアドバイスをもらった。
  • そのテストは簡単そうに見えたが、「浅い川も深く渡れ」の教えを思い出し、しっかりと復習をした。

浅い川も深く渡れの類語・言い換え

油断大敵、侮ることなかれ、安全第一

浅い川も深く渡れの反対語

油断しても大丈夫、何も心配することはない

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