傍若無人とは?意味・語源・例文・類語・反対語

傍若無人の意味

「傍若無人(ぼうじゃくむじん)」とは、周りの人々を気にせず、自分勝手な行動を行うことを指す四字熟語です。人としてふさわしい節度をわきまえず、自分の好きなように振る舞うさまを表現します。

傍若無人の語源・由来

傍若無人の語源は、中国の戦国時代の諸子百家・道家『荘子』に由来します。文字通りに訳すると、”傍(そば)に人がいるかのように振る舞う”ことから、無理やりに自分の意志を通す状況を表現するようになりました。

傍若無人の例文・使い方

  • 彼女はパーティーでも自分勝手な行動をとり、まるで傍若無人だ。
  • 私の上司は人の意見を全く聞かず、傍若無人に命令を下す。
  • その選手は試合中も傍若無人な態度を見せ、審判から警告を受けた。

傍若無人の類語・言い換え

独善的、勝手気まま、我が道を行く、無節操、無遠慮、無法者

傍若無人の反対語

謙虚、自己抑制、節度を守る、控えめ、遠慮深い

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