雨を冒して韮を剪るの意味
「雨を冒して韮を剪る(あめをおかしてにらをたつ)」とは、小さなことに過剰に手間をかけること、または利益に見合わない労力や時間をかけることを指す言葉です。雨の中で韮を切りに行くように、手間に見合った結果が得られない状況を指します。
雨を冒して韮を剪るの語源・由来
この表現の由来は、文字通り雨の日に韮を剪むのに手間をかけることからきています。韮は晴れた日でも採れますので、わざわざ雨の日に出かけて行く必要はないのです。そのため、「わざわざ手間をかけて小さなことをする」という意味合いが込められています。
雨を冒して韮を剪るの例文・使い方
- 同じ質問を何度も何度も繰り返すのは、雨を冒して韮を剪るようなものだ。
- 少額の利益のためにそこまでリスクをとるなんて、雨を冒して韮を剪るような行動だ。
- 彼はどんな事でも徹底的に調べ上げる。しかし、その多くは雨を冒して韮を剪るようなものだ。
雨を冒して韮を剪るの類語・言い換え
無駄な手間をかける、労力に見合わない行動をする
雨を冒して韮を剪るの反対語
手間をかけずに結果を出す、労力に見合った行動をする