危ない所に登らねば熟柿は食えぬの意味
危ない所に登らねば熟柿は食えぬ(あぶないところにのぼらねばじゅくしさんはくえぬ)とは、「リスクを冒さないと報酬や利益を得ることはできない」という意味を表すことわざです。このことわざは、柿の木が高く、上に登ることで危険が伴うが、それに耐えて登ることで美味しい柿を手に入れることができるという事実からきています。
危ない所に登らねば熟柿は食えぬの語源・由来
この言葉の語源は、実際に樹高が高い柿の木には美味しい柿がなり、その柿を手に入れるためには危険を冒して木に登る必要があるという実体験から来ています。このことから、「価値のあるものを得るためには、困難やリスクを乗り越える努力が必要である」という教訓を生徒たちに伝えています。
危ない所に登らねば熟柿は食えぬの例文・使い方
- 選挙で勝つためには、批判や困難も覚悟で立候補しなければならない。まさに危ない所に登らねば熟柿は食えぬだ。
- 一流の音楽家になりたければ、厳しい競争と対抗し、常に努力しなければならない。危ない所に登らねば熟柿は食えぬとはこのことだ。
- スポーツ選手にとって、大きな試合に出場することはプレッシャーだろうけど、危ない所に登らねば熟柿は食えぬ。試合に臨むのがベストだ。
危ない所に登らねば熟柿は食えぬの類語・言い換え
ノーリスクノーリターン、一攫千金を狙う、努力すれば報われる
危ない所に登らねば熟柿は食えぬの反対語
安全第一、無理は禁物、落ち着いて行動する