快刀乱麻とは?意味・語源・例文・類語・反対語

快刀乱麻の意味

「快刀乱麻」という言葉は、複雑なことや困った問題を、すばやく、しかも的確に解決してしまうさまを表す言葉です。「快刀」とは素早く鋭い刀のこと、「乱麻」とは絡まった麻のことを言います。つまり、絡まった麻を素早い刀で切り裂くように、複雑な問題もスムーズに解決してしまう様子を表しています。

快刀乱麻の語源・由来

「快刀乱麻」の語源は中国の古代の故事に由来します。「快刀」が刀、「乱麻」が絡まっている麻のことを表しており、乱れた麻を一振りの刀で切り解くことから、困難な問題を一瞬で解決するという比喩表現となりました。

快刀乱麻の例文・使い方

  • 新しく入った部長は、長年解決できなかった課題を一瞬で解決してしまった。まさに快刀乱麻だ。
  • 先生は、複雑な数学の問題を解説するたびに、まるで快刀乱麻のように一瞬で問題を解決してしまう。
  • 弟はパズルが得意で、難所でも快刀乱麻のようにすぐに完成させてしまう。

快刀乱麻の類語・言い換え

手際よく、一挙手一投足、敏捷に

快刀乱麻の反対語

手間取る、躊躇する、ためらう

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