一喜一憂とは?意味・語源・例文・類語・反対語

一喜一憂の意味

一喜一憂(いっきいちゆう)とは、喜んだり心配したりすることを繰り返す、つまり、ちょっとしたことで感情が高まったり落ち込んだりする様子を表す言葉です。喜びの感情と憂いの感情(心配や不安など)が交互に起こる様子を指します。

一喜一憂の語源・由来

この言葉は、「一」が「一度」、「喜」は「喜び」、「憂」は「悲しみ」をそれぞれ表しています。古代中国の詩である「詩経」に「一日三秋(ひとひとつあき)」というフレーズがあり、ここでの「一」は一度という意味で使われています。一喜一憂という言葉も、同じく「一」(ひとつ)という意味で、喜びと悲しみが交互にやってくる様子を表しています。

一喜一憂の例文・使い方

  • 試験の結果を待つ間、毎日一喜一憂していた。
  • 天気予報がコロコロ変わって、ピクニックの主催者は一喜一憂している。
  • 試合の結果に一喜一憂するファンたちの姿が見受けられた。

一喜一憂の類語・言い換え

喜怒哀楽、浮き沈み、浮沈、慌ただしい

一喜一憂の反対語

泰然自若、冷静沈着、動じない

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