虚心坦懐の意味
虚心坦懐(きょしんたんかい)とは、「予断を持たずに素直な心で物事に接する様」を表す言葉です。心に偏見や先入観を持たず、何事に対してもオープンな姿勢を持つことを示しています。
虚心坦懐の語源・由来
「虚心坦懐」は、中国の古代の哲学書「荘子」に出てくる言葉から来ています。「虚」とは空っぽであること、「心」とは心。「坦」とは平らなこと、「懐」とは胸を表しています。つまり、「心を空っぽにし、胸を広く持つ」という意味が込められています。
虚心坦懐の例文・使い方
- 彼は新しい考え方にも虚心坦懐に取り組んでいます。
- 初めての授業でも、虚心坦懐に聞くことが大切です。
- 新入社員は上司の意見に対して虚心坦懐であるべきです。
虚心坦懐の類語・言い換え
素直、心が広い、公平無私、予断を持たない、偏見がない
虚心坦懐の反対語
偏見が強い、心が狭い、先入観がある、心にゆとりがない、固定観念にとらわれる