悪の易ぶるや火の原を燎くが如しとは?意味・語源・例文・類語・反対語

悪の易ぶるや火の原を燎くが如しの意味

「悪の易ぶるや火の原を燎くが如し(あくのえんじるやひのはらをたかくがごとし)」の意味は、悪事をすることで有名になることが、火焔が野原に広がるのと同じように早く広まる、という意味です。つまり、評判や噂は良くも悪くも人々の間に広がりやすいという事実を色濃く表現した言葉です。

悪の易ぶるや火の原を燎くが如しの語源・由来

この言葉は、古代中国の有名な政治家であり詩人でもある杜甫の詩から来ています。この詩は、彼が自身の失敗や人々の欠点を嘆いて書いたもので、同時に悪事がどれほど速く広まるかを皮肉に表現しています。

悪の易ぶるや火の原を燎くが如しの例文・使い方

  • 彼は学校での悪行がすぐに広まり、悪の易ぶるや火の原を燎くが如く全校生徒に知られてしまった。
  • 彼の口論が村内にはびこり、まるで悪の易ぶるや火の原を燎くが如しとなった。
  • 会社での彼の失敗が広まり、部下から上司まで知れ渡ってしまい、まさに悪の易ぶるや火の原を燎くが如くだった。

悪の易ぶるや火の原を燎くが如しの類語・言い換え

縦横無尽、久々の雷鳴、一目に風靡

悪の易ぶるや火の原を燎くが如しの反対語

口が硬い、人づてにも知れない、事を秘める

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