諸行無常とは?意味・語源・例文・類語・反対語

諸行無常の意味

諸行無常(しょぎょうむじょう)とは、すべての事物や現象が常に変化し続け、ずっと同じ状態が続くものは何一つない、という意味です。これは、特に人間の生死や変化について語られることが多く、「人生は変わりゆくもので、永遠に変わらないものはない」というような哲学的な考え方を表す言葉ともいえます。

諸行無常の語源・由来

「諸行無常」は仏教の教えの一つで、諸行とは「すべての事象・現象」、無常とは「変わり続ける、永続しない」という意味です。簡単に言えば、「すべてのものが変化し続ける」という意味になります。これは、私たちの周りの世界や自分自身も含め、絶えず変わり続けているという仏教の世界観を表しています。

諸行無常の例文・使い方

  • 人生の楽しみも辛さも全て諸行無常で、いつかは終わりが来る。
  • 春の桜も咲き誇った後は散る。まさに諸行無常だ。
  • 人間の心情も諸行無常、一瞬で変わることも少なくない。

諸行無常の類語・言い換え

無常、有象無象、全ては流転する、全ては移りゆく、常に変わる、絶えず変化する

諸行無常の反対語

永遠、不変、恒常、安定

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